御手洗祭(みたらしまつり)散歩写真

ブログの記事というと、通常は「事後報告」です。
つまり「行ってきました・・」となるのですが、
「あ、ここいいな、この行事は面白そうだな」と思っても
いくら速報がとりえのブログとは言え、もはや手遅れと
なっていて、歯がゆい思いをする事も多々あります。

そこでは今回は、昨年(2008年)の画像を使って、
毎年7月の後半土用丑の日の前後に、京都、下鴨神社
(しもがもじんじゃ)で行われる御手洗祭りを、事前に
ご紹介するとしましょう。

今年(2009年)の御手洗祭は、祇園祭り(7/17山鉾巡行)
の興奮さめやらぬ 7月18日(土)~7/21日(火)の期間と
なっています。
アクセスは京阪の出町柳駅より徒歩が簡便でしょう・・
(出町柳駅より下鴨神社は一見近そうですが、実際には
2km弱の距離があり、混雑時は徒歩だと30分以上かかって
しまうので、時間には余裕を見ておきましょう)

さて、御手洗は「みたらし」で、当然「おてあらい」では
ありません(笑)人名(みたらい)や地名でポピュラーなのと、
読み間違いの代表格なので、まあ、普通誰でも知ってます。

ところで「みたらし団子」というものもあります、
醤油タレで、全国どこでも売っている定番和菓子ですが、
この発祥の地が、ここ下鴨神社に隣接する茶屋です。
なんでも下鴨神社の御手洗池(みたらしのいけ)の水泡から
ヒントを得て作られたそうな・・ 今でも、下鴨神社や
その周辺の代表的なお土産となっています。

で、その下鴨神社の御手洗池で7月(2009年は18~21日)に
行われる「足つけ神事」これは、無病息災のご利益があると
言われています。夜間(夕方より可)蝋燭を持ちながら、この
時期にしか入れない御手洗池に、多数の参拝者がしずしずと
入って行きます。

・・なかなか幻想的な神事で、しかも単に見るだけではなく、
参拝者が自ら参加するところも良いです。
おまけに夏場、深さ40cm程度になろうか、という御手洗池の
水は冷たく、かなり気持ちが良いです。

人が多すぎるのはちょっと難点ですが、それでも気に入って
何度となくこの「御手洗祭」を訪れた事があります。

けど問題は近年「裾を捲り上げた若い女性の浴衣姿」を狙って
フラッシュを使って撮る、というタチの悪い人種が結構出没
しています、カメラマンと呼ぶこともできない質の悪さですが
観光地やお祭り、何処へいっても三脚やフラッシュや周囲への
威圧、邪魔な場所取り、自然や施設を痛める、伝統的な行事
やステージなどの雰囲気を壊す、人物の肖像権無視、など
撮影マナーの大変悪い人が目立ちます、基本的にシニアに
多いので、いずれはそんな悪しき人種は寿命で絶滅するとは
思われますが、ヲタクブームを受けてか、若い世代へも少し
伝播しつつあるのが、なんとも情けないところです。
(ちなみに、勿論そういう隠し撮りは犯罪行為です)

先般のUSJのナイトパレードでも、おへそを出した
アラビアンナイト風の衣装の踊り子達を、ずっと追っかけて
撮っている人達が多数いました。
大型の外付けフラッシュと高級な望遠系機材、他にそれで
撮るようなものは無いので、まあ最初からそれを狙っている、
いわば確信犯ですね。

私が普通に撮っている前にまで割り込んで来て自分の都合
だけで、そんな写真を撮ろうとしています。
(あまりに酷いので、突き飛ばしてやりました!)
マナーや周囲についての気配りとかもゼロですね。
せっかくの楽しいパレードの雰囲気が台無しです。

そんな良い機材を持っていても、普段、他に撮りたいものが
無いのですかねえ? 「何を撮ったらいいのかわからない」
素人だから、そういう方向に走ってしまうのでしょう。
いい機材を買えば、いい写真が撮れるという訳でもあるまいし。

そもそもカメラって、そんな事に使う道具では無いと思いますが・・
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マニアック度=☆  

ちなみに、今回の写真もUSJのナイトパレード
主要機材はコンパクトのデジカメです、
ISOを高くして少しマイナス露出補正するだけで
簡単に夜景を撮ることができます。
フラッシュや三脚が無いと夜景は撮れないというのは、
古臭い常識です、混雑する場所では周囲に非常に多大な
迷惑をかけるので、そんな古い常識は今すぐ捨てましょう。

写真を撮る事は特権でも免罪符でもありません、周囲の
人に迷惑をかけるなら、写真を撮る資格はありません。

カメラを持っている人が集ると、このレンズはどうしたこうしたとか
そんな機材自慢ばかり、雑誌の記事も、カメラ教室もそんな風に
機材の話しばかり・・
そんなことよりも、写真で最も重要なのは「撮影マナー」
次に「何をどう撮るか、撮りたいのか?」という視点です。
それを誰も教えない、あるいは書こうともしないから、
間違った常識ばかり植えつけられてしまうわけです。

撮影マナー関連記事:長居散歩写真
写真の視点関連記事:蝶づくし奈良散歩写真
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by ushinosanpo | 2009-07-15 21:45 | 京都府 | Trackback | Comments(12)  

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Commented by まう at 2009-07-15 23:47 x
こんばんは

御手洗祭って知りませんでした。
ろうそくを持って水の中に入っていく神事ですか。。。
ちょっと見てみたいですね。。。

京都のみたらし団子って、一番上の一個が離れていて、人間の形を現していると聞いたことがあります。
真相はわかりませんが~~

夜の写真は、明かりが幻想的できれいですね。
特にろうそくの明かりは温かみがあるっていうか。。。

写真を撮る方に限らず、人が集まるところにはマナーの悪い人は多いです。
今時の若もんは。。って言ってる年配者にも多いです。
電車で携帯の着信音鳴らす人(マナーモードにしてない)も会話する人も年配者、多いです。
いろんな意味でモラルにかけるってか、自分のことしか考えてません。
そうはならないようにしたいです。
Commented by kawaken at 2009-07-16 01:23 x
こんばんわ~

「みたらし」ですか・・・
奈良の吉野の方に御手洗と書いて
「みたらい」と読む渓谷は知ってましたが・・・
京都にこんな幻想的なお祭りがあるんですね、
知らなかったです。

こういったお祭りの撮影にはかなり気を配りますね。
フラッシュを使うとその場所の雰囲気を壊すし、
露店の兄ちゃんから怒られる。
最近は自分さえ良ければ何でも良して感じがありますからね。
モラル崩壊が気になります。
Commented by ushinosanpo at 2009-07-16 19:42
まうさん、いらっしゃいませ。

みたらし団子、それはもう、この池が元祖だ
そうですよ、ここの池の水の泡からヒントを
得て、人の形になるように1つだけ離して
作られたとか・・  
しかしながら、この御手洗祭りで元祖御手洗
団子を買うのは困難です、ものすごい行列が
出来ますから・・(汗) 

マナーの件、写真のみならず音についても
言いたい事は沢山あります、また折を見て
記事中に盛り込んでいきたいと思います。
Commented by ushinosanpo at 2009-07-16 19:48
kawakenさん、いらっしゃいませ。
そもそも「お祭り=写真を撮りに行く」という
極めて単純な図式の思考しか持たない人が
多くて閉口します、勿論シニアに多く、
肖像権無視で平気でコンテストに応募します、

先日、カメラ屋で、そんな写真を選んでいる
ところに、ちょうど出くわしました、
田舎の結婚式で花嫁さんのアップ写真です、
「これって、肖像権大丈夫なんですか?」
と聞いたら、
「お祭りだからいいんだろう?」との返事、

あまりの無知に、あきれ返りそうになりましたが
ケンカにならないように、
「もし、貴方の写真がフォトコンで入選して、
有名になって、この写真があちらこちらで
使われたら、この花嫁さん困りませんか?
今後はちゃんと許可もらった方がいいですよ」

「あ・・ そうだね。 気をつけよう」

つまり、単に知らなかったり、誰も教えない
だけなんです、マナーや作品作りについての
教育が非常に遅れている事が問題です。
Commented by hanmaondo at 2009-07-16 22:34
お説、ごもっとも。
牛の散歩さんの三脚嫌いは良く知っておりますが、
盗撮を真正面から批判した記事は私には初めてです。

私は人ごみが嫌いで、お祭りは残念ながら行きません。
そんな酷い撮影が行なわれているなんて哀しいですね。
Commented by ushinosanpo at 2009-07-16 23:08
hanmaondoさん、いらっしゃいませ。

様々なブログを拝見していますと、いずれも
ごく狭い行動半径のみで撮影をされている
事を実感します・・ 

旅行ブログはともかく、写真ブログでは、
ぶっちゃけこのブログほど広い行動半径で
撮影活動を行っているのは他には無いかと・・
まだ半年ほどですが、130を超える記事の
1つとして同じ駅(場所)で撮ったものは
無いですからね。

で、何が言いたいかというと、
三脚とか、マナー知らずのカメラマンの話しを
しても「知らない、見たこと無い」という人が
あまりに多いんですよ。

「何~? いったい何処でどんな撮影をしている
んだよ、どこにでもいるじゃあないか!!」と
言っても、ピンとこない。

いや・・・ 三脚族や盗撮族をうんぬん言う
前に、その出無精カメラマン達をなんとか
しないといけないのではなかろうか?と。
狭い範囲でばかり行動していたら、世の中の事
全然見えてないよ・・ と。
Commented by ushinosanpo at 2009-07-16 23:09
つづきです、

盗撮族、は本当に酷いものですよ。
コスプレや着物姿を遠くから撮る撮影なども
その口。
自分の欲望の、はけ口として写真を撮っている、
まあ男は根っからスケベなのは認めると
しても(笑)それでも、自分だけが安全圏に
いる状態で、堂々と土俵にも上がらずに
コソコソと陰から撮るような行為は、やっぱ
卑怯者、軟弱者だと思います。
Commented by midorizaka at 2009-07-25 21:15
最初の川岸が好きですね。

川中に段差があるので、
写真を見ただけで、
水の流れ落ちる涼しげな音が聞こえてきそうです。

実際の御手洗池は(意図的に?^^)登場しませんが、
この川の風景が「水場」を連想させてくれます。

2枚目以降は、夜の神社のお祭りのにぎわいの様子が
次第に暗くなる画面とともに収束していく感じで、
うきうきした気分から、
軽い疲労感とともに家路に着く気分に誘導してくれます。

最後のセミの脱皮~。
こんな場面に、よく遭遇できましたね。
まさに、殻を破り、浄化された感じ^^
出来過ぎです(笑)
Commented by ushinosanpo at 2009-07-26 21:47
midorizakaさん、いらっしゃいませ。
ちょうどここ出町柳駅のところで、賀茂川と
高野川が合流して鴨川になるんです。
わりと京都らしい風景です、このあたりは
飛び石があって川を渡れるので楽しいです(笑)

御手洗池は実は4枚目の蝋燭のところでは
すでに入っていっています、でも、人ごみで
水面を写そうとしたら、自分の足元しか
無理ですね(笑)


ラストのセミの脱皮ですが、このブログでは
極めて珍しいですが、フラッシュを使っています、
たぶんこれ1枚だけかも・・
Commented by midorizaka at 2009-07-28 18:16
4枚目は御手洗池だったのですね。
気づきませんでした^^;
池が登場しないところに潔さを感じていましたが、
あるならあるで、少し違う印象かな。
池だということが、もう少し分かりやすいといいと思いました^^
Commented by ushinosanpo at 2009-07-30 00:17
midorizakaさん、いらっしゃいませ。
結局今年は多忙で御手洗祭に行きそびれ
ました・・(汗) 

今回、池はあえて入れたくなかったですね・・
主役はあくまで人であり、池ではないです。
「説明写真は無し」というコンセプトなので。
Commented by ushinosanpo at 2009-07-30 00:21
ついでに言うなら、この記事のメインコンセプト
は、「浴衣を隠し撮りするスケベジジイ」への
反論です。 

ついこないだもイヤなものを見ましたよ、
各種ダンスの大会で、ベリーダンスや肌の
露出度の多い女性をカメラやビデオで声も
かけずに隠し撮りする多数のジイサン達。

撮影スタッフの特権を利用し、
「危ないから、ここで撮らないでください」
と皆、追い払いました(笑)

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